EGitの初期設定

  1. Eclipseのメニューから[ウィンドウ] - [設定]を選択する。
  2. 「設定」ダイアログで[チーム] - [Git] - [構成]を選択する。
  3. 「ユーザー設定」タブの「エントリーの追加」ボタンをクリックする。
  4. 「構成エントリーの追加」ダイアログで「キー」と「値」に次の設定を追加する。
    キー
    user.name Gitのユーザ名
    user.email ユーザのメールアドレス
  5. 必要に応じて、「キー」と「値」に次の設定を追加する。
    キー
    core.autocrlf コミットするときに改行コードをLFに変換する場合は、trueに設定する。core.autocrlfがtrueの場合、チェックアウトの時にシステムに合わせた改行コードに変換される(Windowsの場合はCRLF)。
    http.sslVerify 証明書を検証する(true)か自己証明書を許容する(false)か

EGitの使い方

次の手順でEGitのパースペクティブを開く。

  1. Eclipseの「ウィンドウ」メニューから[パースペクティブを開く] - [その他]を選択する。
  2. 「パースペクティブを開く」ダイアログで「Git」を選択して、OKボタンをクリックする。

ブランチを切り替える

Gitパースペクティブ

  1. 「Gitリポジトリー」ビューで対象を選択する。
  2. 右クリックメニューの[切り替え] - [その他]を選択する。
  3. リモートトラッキングの任意のブランチを選択する。
  4. 「チェックアウト」ボタンをクリックする。

Java/Java EEパースペクティブ

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで任意のプロジェクトを選択する。
  2. 右クリックメニューの[チーム] - [切り替え] - [その他]をクリックする。

ブランチを切り替えようとすると「Checkout Conflicts」ダイアログが表示されることがある。これは、コンフリクト(競合)が生じているためで、次のうちいずれかを選択する必要がある。

Pull

Gitパースペクティブ

  1. 「Gitリポジトリー」ビューで対象を選択する。
  2. 右クリックメニューの「プル」をクリックする。

Java/Java EEパースペクティブ

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで任意のプロジェクトを選択する。
  2. 右クリックメニューの[チーム] - [プル]をクリックする。

ブランチ間のマージ

EGitでのマージは、マージ元のローカルブランチ(たとえばfeature)からマージ先のローカルブランチ(たとえばdevelop)で実施する。

マージ元ローカルブランチは存在するが、マージ先はローカルに存在しないということが起こり得るので、マージ元とマージ先のどちらもローカルにチェックアウトして最新化(プル)した後にマージを実施する。

  1. ワークスペースのソースをすべてコミットする。
  2. マージ元のブランチのソースを最新化するために、プルを行う。
  3. ブランチをマージ先のブランチに切り替える。
  4. 切り替えたブランチのソースを最新化するために、プルを行う。
  5. 対象プロジェクトのコンテキストメニューを開き、[チーム] - [マージ]をクリックする。
  6. ローカルのマージ元のブランチを選択する。
  7. Merge optionsはコミットを選択する。
  8. Fast forward optionsはIf a first-forward, only update the branch pointer(ブランチのポインタのみ更新)を選択する。
  9. マージボタンをクリックする。

ローカルの変更を破棄してコミットの状態に戻す

ローカルで編集したファイルの変更を破棄して、最後にコミットした状態に戻すには、次の手順で行う。

  1. プロジェクトエクスプローラーで任意のファイルを選択する。
  2. コンテキストメニューの[置換] - [HEAD改訂]をクリックする。