日本産業規格(JIS: Japanese Industrial Standards)とは日本の工業標準で、法律に基づいて関係省庁の大臣が制定する国家規格である。

JIS一覧

情報処理に関係するJISには、次のものがある。

分類 規格 説明
管理システム JIS Q 15001 個人情報保護マネジメントシステム - 要求事項
情報処理 JIS X 0125 決定表
JIS X 0129-1 ソフトウェア製品の品質 - 第1部:品質モデル
JIS X 0160 ソフトウェア・ライフサイクル・プロセスに関する日本工業規格
JIS X 0201 ASCIIを拡張した1バイト符号化文字集合で、いわゆる半角文字(英字、数字、記号及び半角カナ)。
JIS X 0208 日本語の2バイト符号化文字集合で、JIS第1水準漢字とJIS第2水準漢字が含まれる。
JIS X 0213 JIS X 0208を拡張した2バイト符号化文字集合で、JIS第3水準漢字とJIS第4水準漢字が追加されている。
JIS X 0502 物流商品コード用バーコードシンボル
JIS X 0507 バーコードシンボル EAN/UPC基本仕様

JIS Q 15001 「個人情報保護マネジメントシステム - 要求事項」

JIS Q 15001 「個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」とは、個人情報を事業の用に供している、あらゆる種類、 規模の事業者に適用できる個人情報保護マネジメントシステムに関する要求事項について規定したものである。

JIS X 0129-1 「ソフトウェア製品の品質 - 第1部:品質モデル」

JIS X 0129-1 「ソフトウェア製品の品質 - 第1部:品質モデル」とは、ソフトウェア製品の品質特性を規定したものであり、 ISO/IEC 9126-1 「Software engineering - Product quality - Part 1: Quality model」を基にしている。

元々、JIS X 0129はソフトウェア製品の品質特性とその評価を含んだ規格であったが、ソフトウェア製品の品質特性はJIS X 0129-1、ソフトウェア製品の評価はJIS X 0133の規格に置き換えられた。

JISコード

JISがISOの規格に準拠して制定したコード。