SQL*Plus COLUMNコマンド

COLUMNは、列の表示属性を設定・表示するSQL*Plusコマンドである。COLUMNコマンドの短縮形はCOLである。COLUMNコマンドはSQL Developerでは使用できない。

構文

すべての列表示属性を表示する。

COLUMN

指定した列の表示属性を表示する。

COLUMN column

指定した列の表示属性を設定する。

COLUMN column option ...
column

表示属性を表示・設定する列を指定する。

option

列に設定する表示属性を指定する。

表示属性 説明
ALI[AS] alias 列に別名を割り当てる。
CLE[AR] 列の表示属性をデフォルト値にリセットする。
ENTMAP {ON|OFF} エンティティのマッピングのON又はOFFを指定する。
FOLD_A[FTER] 列ヘッダの後と各行の後に改行を挿入する。
FOLD_B[EFORE] 列ヘッダの前と各行の前に改行を挿入する。
FOR[MAT] fomat 列の表示属性を設定する。
HEA[DING] text 列の見出し(ヘッダ)を定義する。
JUS[TIFY] {L[EFT]|C[ENTER]|R[IGHT]} ヘッダを例列させる。
LIKE {expr|alias} 他の列の表示属性からコピーする。
NEWLINE 列の値を表示する前に新しい行を開始する。
NEW_V[ALUE] 列値を保存する変数を指定する。
PRI[NT] 列を印刷する。
NOPRI[NT] 列の画面表示及び印刷を行わない。
NUL[L] text NULLとして表示されるテキストを指定する。
OLD_V[ALUE] variable 列値を保存する変数を指定する。
ON 列の属性を表示する。
OFF 列の属性を非表示にする。
WRA[PPED]|WOR[D_WRAPPED]|TRU[NCATED] 長すぎて列に収まらないデータ配列の境界内で文字列を折り返す。

列の表示属性を指定する例を次に示す。

SQL> COLUMN table_name for a40
SQL> COL count_no 999,999,999
SQL> column log_date NEW_VALUE log_date_text
SQL> SELECT TO_CHAR(SYSDATE, 'yyyymmdd24miss') AS log_date FROM DUAL;
SQL> SPOOL ../log/table_count_&log_date_text..log