ALTER PROCEDURE

ALTER PROCEDUREは、ストアド・プロシージャを明示的に再コンパイルするSQL文である。プロシージャを明示的に再コンパイルすることによって、実行時に暗黙的に再コンパイルする必要が無くなり、実行時のコンパイルエラーやパフォーマンス上のオーバーヘッドが無くなる。

パッケージの一部であるプロシージャを再コンパイルする場合は、 ALTER PACKAGE 文を使用して、そのパッケージ全体を再コンパイルする必要がある。

ALTER PROCEDURE [schema.]procedure COMPILE [ DEBUG ] compiler_parameters_clause [ , ... ]
[ REUSE SETTINGS ]
schema
プロシージャが存在するスキーマを指定する。
SQL> ALTER PROCEDURE tsuka.example COMPILE;
procedure
再コンパイルするストアド・プロシージャを指定する。
SQL> ALTER PROCEDURE example COMPILE;
compiler_parameters_clause
コンパイラーパラメータを次の構文で指定する。
parameter_name = paramter_value

CREATE PROCEDUREとの違い

ALTER PROCEDURE文を使用して、既存のプロシージャの宣言や定義を変更することはできない。プロシージャを再宣言または再定義する場合は、CREATE OR REPLACE PROCEDURE文を使用する。

関連SQL