グループ関数

単一行に基づく結果行を戻すのではなく、行のグループに基づく単一結果行を戻す。

名前 説明
AVG 平均値を返す。
COUNT 行数を返す。
MAX 最大値を返す。
MIN 最小値を返す。
SUM 合計値を返す。

日付関数

名前 説明
ADD_MONTHS nヵ月後またはnヵ月前の日付を戻す
LAST_DAY 月末の日付を戻す
SYSDATE 現在の日時を返す。

端数処理関数

SQL関数説明
CEIL指定した数値以上の最小の整数を返す。
FLOOR指定した数値以下の最大の整数を返す。
ROUND数値や日付を丸めた値を返す。
TRUNC数値や日付を切り捨てた値を返す。

文字関数

名前 説明
ASCII(char) ASCII値が返る。
CHR(n) 指定した文字コードの文字が返される。
CONCAT(char1, char2) char1char2が連結された文字列が返る。
INITCAP(char) 各単語の先頭を大文字、残りの文字を小文字にした文字列が返る。
INSTR 文字列を検索して部分文字列が表れた位置を戻す。
INSTRB(string, substring [, position [, occurrence]]) 文字列を検索して部分文字列が表れた位置を戻す(バイト単位)。
LENGTH 文字列の文字数を返す。
LENGTHB 文字列のバイト数を返す。
LOWER 文字列を小文字に変換して戻す
LPAD 指定した桁数になるまで文字列の左側に文字列を埋め込む。
LTRIM(char [,set]) charからsetに指定した文字を取り除いて返す。
REPLACE 文字列を別の文字列で置き換える。
RPAD 指定した桁数になるまで文字列の左側に文字列を埋め込む。
RTRIM(char [,set]) charからsetに指定した文字を取り除いて返す。
SUBSTR 文字列から部分文字列を抜き出して戻す
SUBSTRB 文字列から部分文字列を抜き出して戻す
TRANSLATE 文字列を別の文字列で置き換える。置換後の文字列も再度置き換える。
TRIM([[<trim_spec>] char ] FROM ] string) 文字列から指定した文字を取り除いて返す。
UPPER 文字列を大文字に変換して戻す

変換関数

変換ファンクションは、あるデータ型から他のデータ型に値を変換する。

名前 説明
TO_CHAR 日時型を文字列型へ変換する
TO_DATE 文字列をDATE型へ変換する。
TO_NUMBER 文字列を数値に変換する。

分析関数

分析関数は、問い合わせで実行される演算の集合である。結合、WHERE句、GROUP BY句及びHAVING句を実行した後で分析関数が処理される。したがって、WHERE句、GROUP BY句及びHAVING句の中では分析関数は使えない。ORDER BY句の中では分析関数を使用できる。

名前 説明
DENSE_RANK 順位を付ける。
RANK 順位を付ける。
ROW_NUMBER 行番号を返す。

その他の関数

その他の関数を次に示す。

名前 説明
DECODE 評価式が条件値に一致する場合、任意の値を返す。
NVL NULLを別の値に変換する。
COALESCE 式のリストのうちNULLでない最初の値を戻す
MOD 剰余(割り算の余り)を返す。
スポンサーリンク

INSTR

文字列から部分文字列を検索し、現れた位置を示す数値を戻す。

INSTR(string, substring [, position [, occurrence]])
string
検索対象となる文字列
substring
検索する部分文字列
position
検索を開始する位置。省略した場合はデフォルト値である1が設定される。
occurrence
部分文字列が表れる回数。省略した場合はデフォルト値である1が設定される。

戻り値

string中のpositionの位置から検索して、substringoccurrence番目に現れた位置を示す数値。指定条件で現れなかった場合は0を戻す。

LOWER

文字列stringに含まれる文字をすべて小文字に変換した文字列を戻す。

LOWER(string)

SUBSTR

文字列charの中から、start番目から始まる長さlengthの文字列を抜き出して戻す。

SUBSTR(char, start [, length])
char
文字列
start
charから文字列を抜き出す開始位置。startが負の場合、charの終わりから逆方向に数えた位置を表す。
length
抜き出す文字数。省略した場合、charの最後まで抜き出す。

SUBSTRB

文字列charの中から、start番目から始まる長さlengthの文字列を抜き出して戻す。

SUBSTR(char, start [, length])
char
文字列
start
charから文字列を抜き出す開始位置。startが負の場合、charの終わりから逆方向に数えた位置を表す。
length
抜き出すバイト数。省略した場合、charの最後まで抜き出す。

UPPER

文字列stringに含まれる文字をすべて大文字に変換した文字列を戻す。

UPPER(string)

COALESCE

式のリストのうち、NULLでない最初の値を戻す。式のリストが全てNULLである場合、COALESCEはNULLを戻す。

COALESCE(expr [, expr] ... )

COALESCEの使用例を次に示す。

SELECT COALESCE(quantity, 0) FROM inventory;

上記のSQL文の場合、inventory.quantityNULLでなければinventory.quantityが戻り、inventory.quantityNULLならば0が戻る。したがって、NULLを0に変換することができる。

DECODE

DECODE(expr, condition1, value1 [,condition2, value2...] [,default])
expr
評価する式。列名や関数など。
condition
条件値
value
条件値に一致した場合にDECODE関数の戻り値となる値
default
いずれの条件値にも一致しなかった場合にDECODE関数の戻り値となる値。defaultを省略した場合はnull。

MOD

MODは剰余(割り算の余り)を返す関数である。

MOD(n1, n2)

n1n2で割った余りを戻り値として返す。

MOD関数を使用したSQL文の例を示す。

SQL> SELECT MOD(12, 5) FROM DUAL;

 MOD(12,5)
----------
         2

SQL> SELECT MOD(12, 6) FROM DUAL;

 MOD(12,6)
----------
         0

SQL>
スポンサーリンク