JSPのtaglibディレクティブ

JSP (JavaServer Pages) のtaglibタグ（<%@ taglib %gt;）は、カスタムタグを指定するJSPディレクティブです。この記事では、タグライブラリ・ディレクティブの使い方をサンプルを交えてご紹介します。

構文

タグライブラリ記述子(TLD: Tag Library Descriptor)を指定して、カスタムタグを使用する。

<%@ taglib prefix="prefix" uri="uri" %>

タグファイルを指定して、カスタムタグを使用する。

<%@ taglib prefix="prefix" tagdir="tagdir" %>

属性

以下に示す属性をJSPのtaglibディレクティブに指定できる。

prefix

カスタムタグの接頭辞を指定する。

カスタムタグ・ライブラリを利用することにより、JSPの機能を拡張することができる。複数のカスタムタグ・ライブラリを利用すると、ライブラリ間でタグ名が重複することがある。そのため、ライブラリ毎に任意の接頭辞を付けることによって、タグ名の衝突を防ぐことができる。

JSP標準タグライブラリ (JSTL) のカスタムタグを使用する例を以下に示す。

<%@ taglib prefix="c" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" %>
<%@ taglib prefix="fn" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/functions" %>
<%@ taglib prefix="sql" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/sql" %>
<%@ taglib prefix="fmt" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/fmt" %>
<%@ taglib prefix="x" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/xml" %>

uri

tldファイルのURIを指定する。

tagdir

タグファイルを保存したディレクトリのパスを指定する。

JSPディレクティブ

JSPには次に示すディレクティブがある。

• <%@ page %>
• <%@ taglib %>

JSPアクションタグ

JSPには次に示すアクションタグがある。

JSP標準タグライブラリ

JSP標準タグライブラリ（JSTL）にはに示すタグがある。