<c:out>

<c:out>は変数の値を出力するJSTL(JSP標準タグライブラリ)タグであり、Javaプログラム変数の値をHTMLへ出力することができる。

<c:out>の構文

<c:out value="value" />

value属性には出力する値を指定する。

<c:out>の属性

<c:out>タグには次の属性を指定することができる。

default
value属性の値がnullの場合に出力する値を指定する。
<c:out value="${comm}" default="0" />
escapeXml
特殊文字をエスケープするかどうかを指定する。
true
特殊文字をエスケープしてから出力する。
特殊文字
特殊文字 エスケープ後の文字列
< &lt;
> &gt;
& &amp;
" &quot;
<c:out value="${name}" escapeXml="true" />
false
特殊文字をエスケープせずに、そのまま出力する。

<c:out>の使用例

変数に値を設定して、その変数の値を出力する例を次に示す。

<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" %>
<%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" prefix="c" %>
<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <title>Core out tag</titile>
  </head>
  <body>
    <c:set var="username" value="井上和" />
    <c:out value="${username}" />
  </body>
</html>

JSP

JSP (JavaServer Pages) には、他にも次のJSP標準タグライブラリ(JSTL)がある。

JSPには次のディレクティブがある。

JSPには次のアクションタグがある。